健康の有り難さ

　まだまだ残暑が厳しい日々が続いています。コロナもしぶとくうろついています。２０１９年１２月に中国で初めて報告されて早３年と８ヶ月。我が社でも多くの皆さんが被患されました。全国では今年の５月現在で３３，８０３，５７２人が被患し、７４，６９４人の死者が出ています。猛威を奮っていた時期はマスク着用、三密回避と厳しく言われていましたが、今はどこ吹く風、マスク着用者はごくごく僅か。三密など誰も気にしていない今日この頃です。

さて本題に戻りましょう。社是の健明和の１番目はもちろん健。奥方の初盆を迎えて大勢の皆さんにお参りを頂きました。改めて紙面をお借りして御礼申し上げます。ところがその応対に頑張り過ぎて後片付けをやってる日にガクッと腰にきました。ギックリ腰です。若い頃には何度もやられていましたが、久しぶりに魔女の一撃に見舞われました。やられた方はこの痛みの辛さはお分かりでしょうが、椅子から立ち上がる時には息もできぬ様な激痛と痺れがきます。それこそ寝ても立ってもいられない状況が続きます。整体師に来てもらい手当てしてもらいましたが中々改善しません。そこでカイロの治療院にまいりました。治療師の先生曰く、ギックリ腰の治療は即戦速攻。やられたら即座に治療を受けるのが肝心。そこで指摘されたのが食事は立って、用事がない時は出来るだけベッドに横たわる。ソファには座るな寝るな近づくな。このような注意を受けました。この原稿も締め切り日を大きく過ぎてしまったのは寝ても立ってもいられなくなってひたすらベッドに横たわっていた為でした。

この間につくづく感じ入った事は、表題の健康の有り難さです。健康でなければ、明も和もあったもんじゃない。独居老人ですから炊事洗濯等家事は自分の力でやり繰りしなくてはならない。この様な時こそ奥方の有り難さが身に沁みて実感されました。おそらく初盆で里帰りした奥方からのメッセージでしょう。８月２２日から２７日迄東京出張の予定が有りましたが、もし出かけていたら何かのトラブルに巻き込まれていたかも知れません。魔女の一撃が救ってくれたと感謝しております。災い転じて福となすと申しますが、長い人生を振り返ると禍福は糾える縄の如しですね。どちらも時間が片付けてくれます。

皆さんお健やかに晩夏をお過ごしください。会長のボヤキでした。