感謝
去る6月2日、私の叔父でもあり我が社の元専務取締役だった末永功が永眠いたしました。直接本人と共に仕事をしたことがある社員の皆様にとっても大変ショックなことかと思います。
私は6歳から12歳までの6年間、当時ブラジルに住んでいた両親・妹弟の元を離れ、福岡に住む祖父母と共に暮らしていました。祖父母は私の両親代わりに私を大切にしてくれていたのですが、功叔父も大変良くしてくれました。妹弟とも離れていたので、しょっちゅう従弟の功太と一緒に家族のお出かけに連れだしてくれました。悪さをした時、厳しい祖父の代わりに優しく諭してくれたのも良い思い出です。いつも笑顔で、怒っている姿は見たことがありません。私にとって叔父とはいえ、幼少期から関わってくれた大切な存在でした。
当然ながら、我が社の歴史においても重要な人物でした。若い頃から整備工場を含めた現場を支え続け、会社経営において重要な役割を担ってこられました。今、私たちが健全な経営を続けてこられているのも叔父の貢献であり、改めて感謝の気持ちが大きくなりました。叔父の想いを受け継ぎ、期待を超えて行くことが、恩返しになるのであれば、私たちの成長・進化・挑戦の決意が大きくなります。功叔父ちゃん、本当にありがとう。私にとって祖父母・両親と共に大切な存在でした。天国でじいちゃん、ばあちゃん、お母さんと楽しく暮らしてください。
皆さんの人生において、身近に大切な人はきっといるはずです。両親・家族・親族・友人・恩師・・・。そういった方々へ感謝の想いを持っていますか?伝えていますか?「ありがとう」と一言添えるだけで良いのです。いつも感謝の気持ちを持ち、誰のため、何のために私たちは物心両面の豊かさと幸せを手に入れないといけないのか?自分自身に問いてみてください。私は今回功叔父の逝去によって、叔父だけでなく様々な人たちのおかげで自分が在るなと再認識いたしました。その方々への感謝の気持ちだけは忘れてはならない、そう誓いました。
私の人生において大切にしている価値観の一つである「感謝」。感謝こそが私がロジテム九州を経営し、Vision100を実現する原動力になっています。もちろん社員の皆さんの現場での貢献にも感謝しています。全てのことに感謝し、共に幸運を送り届けましょう。