更なる安全・品質の向上
2020年度は売上が1億円以上落ち込みました。しかしながら軽油単価が大きく下落したことによる燃料費の削減と、皆様の安全の取り組みの結果による事故処理費用の削減、小少軽短美の取り組みで経費削減にも繋がり、なんとか一昨年度並みの営業利益を捻出することができました。
コロナ禍において恒例のハグは叶いませんでしたが、皆様の笑顔を見ることができ、経営者として大変嬉しく思います。今期も更なる安全・品質の向上を達成し、利益を残して、来年のハグに繋げてまいりましょう。
今期の安全と品質管理については、これまでと少し趣向の違う取り組みを進めております。ここ数年の事故・トラブルの傾向を見ていると高齢のドライバー及び入社3年未満のドライバーが事故を発生しているというデータが出ております。よって、今期は各営業所とも特に高齢者・新人のドライバーに向けて、具体的な対策を取り組んでおります。高齢と言っても健康的で元気なドライバーもいれば、体力に自信がなくなっている60歳未満のドライバーもおります。福岡営業所陸送の麻生さんはもうすぐ70歳を迎えられるにもかかわらず元気に、そして誰よりも安全に健全にご活躍をいただいております。元気な高齢ドライバーからすれば「俺はベテランなのに・・・」「誰よりも経験があるのに・・・」と思いがちでしょうが、人間どうしても歳をとれば、これまで平気でできていたことが少しずつ衰えてくるものです。これまでの当たり前が当たり前でなくなることを頭に入れて、自身の運転・作業を見つめ直していただきたいのです。適性診断、面談、同乗と色々と足かせ的な物もありますが、皆さん自身の安全のためとご理解ください。我が社のドライバーの平均年齢は50歳で、今後ますます平均年齢は上がってまいります。我が社の究極の安全の結果のためにもご協力をお願いします。繰り返しになりますが、我が社の絶対的に無駄なコストは「事故賠償費」です。事故対応による無駄な人件費や対応費も必要になります。事故を起こさないことが会社の利益貢献につながります。今期は昨期より事故を減らし、満面の笑顔で皆さんとハグができることをこの1年楽しみにしておきます。