健やかな人生とは
皆さん、こんにちは。
秋も深まりつつありますが中々秋らしくなりませんね。いよいよ我が日本も夏と冬の2季の国に向かっているのでしょうか?
天高く馬肥ゆる秋と言って秋は美味しい食べ物も豊かで過ごし易いシーズンですね。かっては運動会もこの時期に盛んに行われていました。充実した健康な暮らしにはもってこいの時でした。と過去形で書かなければならないのが残念です。時が過ぎ行けば季節感も暮らし方も変化していくのは避けられないのでしょう。
社是の1番目に「からだは健やかに」と謳われています。皆さんは各々の職場によって働く時間帯が異なります。夜間勤務の時間帯が長い人は昼間に睡眠をとらざるを得ません。子供さんや奥方とは違った生活スタイルを余儀なくされます。健康を表す言葉に「早寝早起き三文の徳」と言うのが有りますが、夜間勤務の人はこうは行きません。ローソン部隊にはダブルワークの人もいます。この様な厳しい環境でどの様に健康を維持していけばいいのか。難しいテーマですね。
病は気からと申します。気の病いですから病気となってしまうのです。それを実証する興味深い実験があります。2本の一升瓶の中にハエを入れての実験です。一方は物凄く腹を立てた状態で瓶に息を吹き込む、もう一方は嬉し楽しい状態で息を吹き込む。さて、結果はどうなったでしょう。最初の瓶のハエは10分もせずに死んでしまいました。残りの瓶のハエは数日間生き抜いたそうです。
気の持つ影響力はこんなに大きいのです。百歳を超える長寿者の全ての人は皆さん明るく陽気で笑顔に満ち溢れています。喧嘩早い人や怒りっぽい人で長生きした人はいません。ハエでさえ気の影響で寿命を大きく左右されるのです。ましてや我々人間は健康で長生きするには、喜怒哀楽の怒を抜かなければなりません。毎日の暮らしの中でイラッとしたり、コンチクショウの瞬間は良く顔を出します。その様な時は三秒間耐えてください。3秒過ぎれば消え去ります。周りでその様な事が起こったら、チョット目を閉じて次の言葉を思い浮かべてください。「マイナスは見ざる、聞かざる、言わざる、思わざる」この様な気持ちの切り替えは直ぐには出来ないでしょうが、ハンドルを握っている時が最高の練習時間です。日々この訓練を続けていくうちに気が付けば怒抜きが出来てしまいます。
この様な生き方が出来上がったら、健康で明るい人生を謳歌できますよ。 会長の想いでした。