夢追い人、心配先追い人
急に寒くなってきましたね。急激な気温の変化は我々高齢者には堪えますね。コロナもようやく収束の気配ですね。足掛け2年。世界中が苦しみました。私たちの周りでは幸いに大きな被害に遭われた人も居なくて良かった。
この様な時には色々と面白く無い事が重なるのが世の常、歴史の慣わしです。半導体の供給不足で自動車メーカーは減産に追い込まれて陸送部隊の仕事も激減、人手が足りない佐賀営業所の作業応援で凌いで頂いています。応援の皆さん有り難う。輪をかけて我が社に追い打ちをもたらしているのが原油高による燃料費の高騰です。この様な時には得てして起こるのはちょこちょことしたトラブルです。あちこちで被害事故や労災事故が発生しています。
この様にエネルギーの流れがアゲインストの時にはジッと耐え忍ぶ事が肝要です。今から秋も深まり冬がやってきます。太平洋に発生するエルニーニョの動きが活発になっているとの報道がありました。大雪に見舞われる事が多いとの予報がされています。様々な試練がこれから待ち受けているのです。しかし夜の明けない日が無く、春がこない冬もありません。
ここで表題の夢追い人の出番です。「夢追い人」とはなんぞや?物事をポジティブに捉える人、楽観主義者です。ただ今の厳しい現実を直視して、自分に何ができるかを考えて、夢と希望を持って行動する人です。反対に「心配先追い人」とは、起こってもいないトラブルや危機の事を過剰に心配萎縮する人のことです。この二つは楽観主義者・悲観主義者とも言われます。例えによくあげられるのがコップに半分残った水を見て「まだ半分もある」と言うのは楽観主義者、「もう半分しかない」と言うのは悲観主義者と言われます。
さて皆さんはどちらの主義者でしょうか?私の今までの経験と古今東西の歴史を振り返っても、人生を豊かに生き抜いてきた人は全て楽観主義者のようです。我が社の仕事は常に危険が周りに存在しているので、勿論過去の事例も参考に危機管理やトラブルに巻き込まれない対応は必要です。それでも尚細心の注意を払いながら楽観主義で日々を送っていきましょう。先月号にも書きましたが「マイナスは見ざる聞かざる言わざる思わざる」です。エネルギーの流れというものは不思議なもので、その様に思えばその様になるのです。 「夢追い人」大いに結構です‼️ 会長の独り言でした。