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来年は寅年

 早いものでもう年末、師走を迎えます。1年前の独り言は東京の八王子のホテルから原稿を送っています。その数日後に奥方が脳腫瘍の手術を受け未だに後遺症に悩まされ、私も毎日介護の日々を送っています。親父殿の最期も半年近く介護しましたから、その時の経験が生きており世間一般では老々介護と称される日々も私には大した苦痛ではありません。この原稿を書く前も入浴介護から食事の準備、片付けとこなして一息ついてパソコンのキーボードに向かっています。

 来年の干支は寅。我が奥方、長男の浩司社長、長谷次長、倉野係長。現場の皆さんの中にも沢山の年男、年女がいらっしゃることでしょう。

 私は毎朝大体5時に起床して、夜明けのコーヒーを一杯頂いて朝のお勤めを致します。十三佛真言般若心経というお経を唱えて、バイオトレーニング、瞑想と続けます。そのお経の中に色々な仏様が出てまいります。私たちの干支にはそれぞれに守り本尊の仏様があるのです。順番にご紹介します。

子年-千手観音 オン バザラ タラマ キリク ソワカ

丑年、寅年-虚空蔵菩薩  のうぼう あきゃしゃきゃ らばや おんありきゃ まりぼり そわか

卯年-文殊菩薩 おん あらはしゃ のう

辰年、巳年-普賢菩薩 おん さんまや さとばん

午年-勢至菩薩 おん さんざんさく そわか

未年、申年-大日如来 おん あびらうんけ んばざら だどばん

酉年-不動明王 のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだそわたや うんたらた かんまん

戌年、亥年-阿弥陀如来 おん あみりたてい せいから うん

 それぞれの守護神のあとのへんてこな言葉はその守護神を讃える真言と申します。子年の真言だけカタカナになっているのは私が唱えているお経の十三佛には千手観音は含まれていないのです。

 十三佛をお経の順に紹介しますと➀不動明王 ②釈迦如来 ③文殊菩薩 ④普賢菩薩 ⑤地蔵菩薩 ⑥弥勒菩薩 ⑦薬師如来 ⑧観音菩薩 ⑨勢至菩薩 ⑩阿弥陀如来 ⑪阿閦如来 ⑫大日如来 ⑬虚空蔵菩薩 の順になります。こ難しい紹介になりましたが、この皆さんの干支にあたる守護神の真言を毎日唱え続けると守護神のパワーが頂けます。因みに私の守護神は不動明王です。真言も一番長い。机の上に不動明王の仏像を置いて真言を唱えているのです。長い間続けていますが、確かに不動明王のパワーを感じます。信じる者は救われると申します。ちょっと早いが新しい年を迎えるにあたって皆さんへのお年玉です。良いお年をお迎えください。会長の独り言でした。