鹿児島訪問記
9月9日、10日で久しぶりに鹿児島営業所に行ってまいりました。およそ2年ぶりの訪問。彼の地には西川君という古くからの戦友がいます。三菱自動車がかってパジェロで大きく販売を伸ばし元気印の三菱と言われた時代がありました。三菱にもそんな時代があったんですよ。そんな時代に協力会社の優良ドライバーを表彰する制度がありました。西川君も我が社の代表として東京に御招待されました。私が付き添い。表彰式、祝賀パーティーの後は、恒例の銀座の高級クラブで楽しいひと時を過ごし、翌日はハトバスで都内観光。優雅な思い出です。そんな彼も定年になり嘱託として頑張っています。
山本君も還暦を迎え最初の孫に恵まれ爺さんの仲間入り。そんな懐かしいメンバーとひと時の懇談を持ちました。その折、鹿児島の皆さんにお話しした2つの事を今一度皆さんにお伝え致します。
最初は、「見」「観」「視」同じ見るでも横に偏がついただけで大きく意味合いが違ってきます。営業所の壁に想いの道の9月号が掲示してありました。そこで皆さんに問いかけました。今月号の会長の独り言を読んでくれましたかと。皆さん、ハイとの返事。では会長の私は何を書いていましたか?先月号はどんな内容でしたか?と尋ねると返事が返ってきません。おそらくはどこの職場でも同じ事になるのではと思います。それは何故か、見るだけですから。観る、視るになっていないからです。見るとは意識を向けずに何となく目を向ける行為ですから、対象が頭に残らないのです。観、視は意識して対象を捉える行為ですから頭に残ります。運転中にただぼんやりとハンドル握っている時もいざ周りの状況が一変すると見るが観る、視るになっていくでしょう。この様な違いがある事を頭の片隅に置いておいて下さい。
2番目はエネルギーのことです。皆さんは生まれ落ちてから1人1人固有のエネルギーで年齢を重ねているのです。スポーツの世界ではよく「心技体」と言われます。これは我々にも大事なことです。1人1人の持つエネルギーの大きさを円で表すと、大きな円も有り小さな円も有りましょう。その円の中身は心技体で構成されています。若いうちは体が占める割合が大きく、年齢を重ね色々な体験経験をしていくと体の部分は徐々に少なくなり心技の占める割合が大きくなっていきます。歳を経ることにより体力は落ちて行きます。だが心技は訓練で増えていくことが出来るのです。したがってエネルギーの円は年齢を重ねても大きく維持出来るのです。元気な高齢者はその様な人なんです。
この様な事を鹿児島の皆さんにお話ししました。 会長の独り言でした。