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いよいよ年末

 この世界には80億に達する人々が住んでいるそうです。この先どこまで増えていくのでしょう。我が国はとうの昔に人口減少に突き進んでいますが、アフリカや東南アジア、東アジアの国々はまだまだどんどん増え続けていきます。100億を超えるのも時間の問題でしょう。それだけの人口をこの地球で賄えるのでしょうか?80億の人々も色々な民族で構成されています。余りに多くの民族がいてその総数は把握出来ていないそうです。

 今回はその中でも比較的馴染みの深い3つの民族の特性を紹介して我々の行動と比較検証することにしました。その3つの民族とはラテン、ゲルマン、アングロサクソンです。ラテン民族ではイタリアがパッと思いつきますね。スペイン、ポルトガルもそうです。南米の国々もそうです。彼らの民族性の特徴を表す時ラテン民族は、「彼らは走った後に考える」。ゲルマン民族の代表はドイツ人、「彼らは考えてから走る」。3番目のアングロサクソン民族の代表はイギリス人、「彼らは走りながら考える」。と、この様に捉えられています。それぞれの民族性の特徴を巧く捉えていますね。転じて我が日本民族はどうその特徴を表現したらいいのでしょう。先ず温厚で気遣いが細やか、比較的大人しい、行儀がいい、細かいことに気を配り親切、とこの様に捉えられているようです。

 しかし時代をさかのぼって戦国の世を平定した3人の有名な武将には次のような特徴的表現がなされています。

 先ずは、心半ばに非業の死を遂げた織田信長。彼のことは「鳴かずんば殺してしまえ不如帰(ホトトギス)」と伝わっています。信長の志を継いだ豊臣秀吉は「鳴かずんば鳴かせてみよう不如帰」です。そして最後に出てくるのが日本の国を完全に平定統一した徳川家康です。幼少の頃からの辛抱が結実した彼は次のように言われています。「鳴かずんば鳴くまで待とう不如帰」3人の特徴を言い得て妙ですね。冒頭に挙げた3民族と照らし合わせると、織田信長はラテン系、豊臣秀吉はアングロサクソン系、そして徳川家康はゲルマン系でしょうか?我が社にも多くの優秀な方がおいでですが、その特性を見てみると上の3つのどれかに当てはまるのではないでしょうか。当の私はどのタイプでしょうか?10年過ごしたラテンの気質もプンプン匂うし、アングロサクソンの気質も伺えるし、ゲルマンも又少しは有るのかなと自己評価しています。 この原稿を書きながらヒョット浮かんだのは私が実践しているバイオ理論と繋がっているのではないかと言うことです。私のバイオナンバーは145です。(1)は集中エネルギー、(4)は蓄積エネルギー、(5)は循環エネルギーです。(1)のエネルギーがラテンの気質、(4)のエネルギーがゲルマンの気質、(5)のエネルギーがアングロサクソンの気質に通じるのではなかろうかと思い当たりました。字数がオーバーしましたから残りは次の機会に譲ります。会長の独り言でした。