年頭の所感
2022年のスタートです。2021年は新型コロナウイルス感染拡大、燃料費の高騰、半導体不足など我が社にとってマイナスな影響ばかりが降りかかる1年でした。しかしながら、コロナの拡大も石油価格の高騰も半導体不足も私たちが直接コントロールできることではありません。私たちがコントロールできることに注力していくことを優先して行動するしかありません。我が社がコントロールできることは、小少軽短美の活動もその一つですし、「VISION100」を掲げ、会社の成長・進化・挑戦をテーマに事業拡大を戦略的に進めていることも大きな要素です。
長年、私たちはコンビニ食品輸送と自動車輸送の仕事に依存してきました。これから会社の成長のために新たな仕事を開拓していく必要があります。陸送の仕事もまだまだ拡大の機会があるということで、末永所長を中心に事業拡大を進めております。現場の方々にもご協力をいただき、陸送事業の成長を目指して活動いたします。
食品輸送については新たな荷主の開拓を目指して、私自身が食品業界に名のある方とのご縁をいただき、まだ先になりますが新規事業の受託に向けて計画をしております。
「進化」の分野では、総務部長を中心にドローン物流の機会を見据えてドローン技術の学習・検証を始めております。近い将来、ドローンでの配送も実現していきます。まだ大きな売上には繋がりませんが、農家の配送支援をドローンで行うことを今年中に進めていきます。
「挑戦」の分野では六次産業への参入の準備を進めています。六次産業とは食品を作る(農業・生産)ところから、商品化(加工)をして、お店で売る(販売)全ての仕事を手掛けることを指します。もちろん、生産・加工・販売までの物流を自社でカバーできることが我が社の強みです。北九州で運営している結婚式場の横の物産館では、地元の魚や野菜を中心として食品販売を進めています。その物産館に、東区にある有名店「フルフル」というパン屋の協力を得てパン工房も開設します。フルフルの明太フランスを私たちが作って売ることができるのです(フルフルを知っている人からするとすごいことです)。
このように、この厳しい状況・環境の中でも、明るい未来に向けて私たちは成長・進化・挑戦してまいります。ともに力を合わせて、「VISION100」を実現してまいりましょう。
2022年もよろしくお願いします。