年頭の所感
あけましておめでとうございます。2023年のスタートです。
2022年を振り返ると相変わらずのコロナに振り回された1年でした。業績面も燃料高騰、半導体・自動車部品不足の影響で陸送の売上は前年割れ、ローソン関係の仕事も微減といった状況が見られました。しかしながら前年10月から燃料費高騰も落ち着き、陸送の仕事も新規事業獲得もあり、忙しい日々が続き、年末は天候悪化もありながら力を合わせて乗り切っていただきました。食品物流・車両部品物流共に年末対応のご協力に感謝いたします。
2021年から「VISION100」を掲げ、創業100年に向けて「成長・進化・挑戦」していこう!とメッセージし続けております。新事業に挑戦する準備も着々と進めてまいりました。2023年も成長・進化・挑戦を加速させてまいります。早速本年3月より、新事業で軽貨物輸送事業を立ち上げます。昨今増加しているEC(ネットショッピング)の商品をお届けする仕事のニーズに我が社としても挑戦しようということです。まずはAmazon、佐川、ヤマトの宅配事業の下請けとして、仕事を拡大していきます。福岡支店から深澤リーダー・楠チーフにも参画いただき、末永本部長筆頭に事業をスタートします。新卒内定者の鶴丸君・馬場君にも4月からジョインしてもらいます。初年度は最低40人、最大目標は100人のドライバー体制を構築する計画です。近い将来には我が社の第3の柱となる事業に成長させていきます。宅配事業はEC市場が拡大していく上で社会に大切な役割を担います。軽バンでの配送ですから、若い人や女性の方でも比較的従事しやすい仕事であり、多くの方の雇用を創出し、人手不足である宅配現場を支えていける会社として社会貢献の面でも我が社の価値を高めていきます。
成長・進化・挑戦のスピードは高めていきますが、やはり大事なのは根底を支える安全・品質です。2022年は残念ながら事故件数だけを見ても芳しくない結果になっております。特に燃料費や車両や部品のコストが高くなっており、利益創出もままならないタイミングで安全面の結果が悪化していることは残念でなりません。現場の仕事は経営層や管理者の手を離れ、ドライバーひとりひとりにお任せするしかありません。どうか、こういう時代だからこそ、より一層の安全に対する意識を高め、究極の安全を目指してください。基本確認・基本作業の徹底以外に解決できることはありません。
そして皆さんの健康面。高齢ドライバーが増えているだけでなく、生活習慣病の疾病数も増えています。「健康が全てではないが、健康を失うと全てを失う」という言葉の通り、健康でないと健全な仕事はできません。健康管理については各営業所の管理者も含めて様々な情報やツールを活用し、意識を高めていくことをお願いしております。
健康で明るく和やかな社風を貫きながら、成長・進化・挑戦を進めていく1年にしてまいりましょう。