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温故知新

今回のテーマは「温故知新」。先日管理者向けに行われた会長の勉強会で、私(達)に足りないものは温故知新であるとご指導いただきました。温故知新とは過去歴史から学び、新たな道や知識を見出して自分のものにすることです。

ロジテム九州にとっての温故知新。毎日の振り返りをすること。今日一日どんな1日だったか、もっとこうしたら良かったのでは?と振り返ること。毎週行われている研修会(幹部会議)を欠かさず実行し、毎週・毎月の振り返りを行うこと。半年に1回実施しているマネジメントレビューで会社の品質活動の効果・結果はどうだったのかを振り返ること。色んな形で過去を振り返ることができますが、過去の結果に真剣に向き合っていたかと問われれば、「まだまだ足りなかった」と反省の言葉が出てきてしまいます。ここ数年加害事故件数が増加しているのも私の温故知新が足りなかったためだと気づかされました。もちろん未来に向けてのVISION100は大切ですが、やはり足元の「品質方針」が大切。安全・品質が高いレベルで実行できてこそのVISION100であるということです。

私個人の温故知新。今、なぜこの会社の経営をしているのか?人生を振り返ると原点はやはり「末永家の長男」として生まれてきたこと。生まれてきた時にはすでに会社(当時は末永通商という社名でした)は存在し、ある程度の規模と歴史のある会社の3代目として期待されました。創業者の祖父の厳しい教育を直に受け、祖父や両親・家族の期待を背負ってきた人生でした。私がロジテム九州を経営している理由は、「祖父や両親の期待」に応える・期待以上の会社に成長させるためです。「幸運を送る」という理念を掲げ多くのお客様・社員を幸せにする。VISION100を掲げ、社員の皆さんと成長・進化・挑戦を遂げ創業100周年を迎える。それこそが私の温故知新です。

私のエネルギーは「未来志向型」なのですが、過去や現在の足元を見つめ直し、そこで得た気づきを力にして、更なる未来の道を切り拓くことが大切であると、「温故知新」という言葉を教えていただき再認識しました。

皆さんにとっての「温故知新」は何でしょう?今皆さんが縁あってこの会社で働いている理由は何ですか?何のため、誰のため、なぜ、今を生きているのか、振り返ってみてください。その答えが見えた時、明るい未来の道標が見えてくるはずです。