ドライバーズコンテスト
去る6月12日に我が社のお客様のうちの1社であられる、株式会社ゼログループ主催のドライバーズコンテストが神奈川県大磯市で開催されました。ゼロさんは陸送の会社で主に日産・三菱自動車の商品車輸送、中古車の輸送を執り行っている会社で日本全国に支社を持つ陸送最大手の会社です。我が社は日産・三菱自動車の輸送のお仕事をいただいており、今回九州の代表として、福岡営業所のリーダーである野坂乗務員に大磯までご足労いただき、コンテストに参加いただきました。私と功太部長も応援部隊として会場まで出向き当日は晴天にも恵まれた中の大会でした。
コンテスト内容は、商品車の積み込み、商品車の傷などをチェックする品質テスト、運転技術を査定するスラローム競技とバック車庫入れなどの項目に渡って作業品質や運転技術を点数化して競い合う大会です。トレーラー部門、積載部門、自走部門と分かれ、全国から選ばれたドライバーが出場。野坂さんはトレーラー部門、11人の中の選ばれた1人です。積み込み作業においては、作業品質のみならず、指差し確認・指差し呼称のチェック、また作業時間も見られます。品質チェックは商品車についている傷とその傷のレベルまでシートに記入するテスト。傷については我々では見落としてしまいそうな箇所や大きさの傷もあります。あとはスラローム競技や車庫入れ。大きなトレーラーをクネクネと操舵し、タイムを競い合い、狭い箇所にバック駐車する一連の運転技術の競い合いは圧巻でした。野坂さんは特にバック駐車において素晴らしい運転技術を披露されていました。野坂さんは残念ながら3位入賞とはなりませんでしたが、初めての参加で大健闘されていました。本人にとっても勉強になる大会だったようです。
大会の目的は競い合いではなく、技術を高めることであると大会主催のゼロの北村社長がおっしゃられていた通り、参加者全員、作業中の安全確認やら運転技術やら素晴らしいドライバーばかりでした。このような取り組みをされてあるゼロは流石日本一の陸送会社であって、安全・品質の取り組みも真剣でした。我々も安全・品質に真剣に取り組んでいるつもりでしたが、まだまだ追求しないといけないと感じさせられました。
会社全体で安全・品質の意識を高め、基本作業の徹底こそが事故・トラブルを回避する最高の手段であることを再認識して参りましょう。我が社内でも安全作業や運転技術などを競い合うイベントを検討したいと思います。究極の安全・最高の品質を達成するために!